TradingView(トレーディングビュー)のレンジバーチャートとは?
TradingView(トレーディングビュー)で表示できるチャートの一つにレンジバーチャートというものがあります。
とてもマニアックなチャートなので、名前を初めて聞くという方も多いのではないでしょうか?
レンジバーチャートとは?
レンジバーチャートとはローソク足などの時間の経過に併せて新しい足を形成していく時系列チャートではなく、一定の値幅の変動があった場合に新たな足を形成していく非時系列のチャートです。
レンジバーチャートでは最初に任意のレンジ幅を決め、その幅を上回る動きとなった場合に新たな足へ移動していくチャートです。
レンジバーチャートの表示方法
TradingViewのチャートでレンジバーチャートを表示させる場合は、チャート上部のチャートの種類を選択する部分でレンジバーチャートを選択し、時間軸を選択する部分でレンジ幅を選択します。
レンジ幅は1レンジが最小値幅となります。
よってFXの通貨ペアの場合は基本的には1レンジが0.1pips、10レンジが1pipです。
また、デフォルトでないレンジ幅もプルダウンの上部から任意に作成し、追加することができます。
レンジバーチャートの設定
チャートの設定画面の「スタイル」のタブではレンジバーチャートの表示の設定を行うことができます。
カラー等の設定はイメージしやすいと思いますが、少しわかりにくいのが、「疑似バー」の部分だと思います。
疑似バーの部分にチェックを入れると、レンジバーチャートに窓(ギャップ)が表示されない仕様になります。
TradingViewのレンジバーチャートは1分足の終値の価格を用いているため、ギャップが発生することが少なくありません。
このような場合に足をつなげるかどうかを選択することができるということです。
言葉で見るよりも実際のチャートを見比べてみるとわかりやすいと思います。
上のチャートが「疑似バー」にチェックを入れなかった場合で下のチャートが「疑似バー」にチェックを入れた場合のチャートです。
大きな方向性の差はありませんが、ギャップが生じるような動きとなったところには多少違いが出ています。
お好みで使い分けていただければと思います。
【「疑似バー」にチェックを入れなかった場合】
【「疑似バー」にチェックを入れた場合】
参考書籍
このレンジバーチャートを用いた投資手法を紹介している書籍にマルクス・ヘイトコッター氏の著書「ボリンジャーバンドとMACDによるデイトレード」があります。
通常のローソク足チャートなどでも代用は可能と考えられますが、より著者の環境に近づけるのであれば、このレンジバーチャートを使った方が、理解度が深まりそうです。
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