TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルとは?
TradingView(トレーディングビュー)のチャートには出来高プロファイルというインジケーターが装備されています。(Essential以上のプランで使用可能)
このインジケーターを使うと、レジスタンスやサポートとなりそうな水準を予想する場面等で役立ちます。
【注】FX市場では正確な出来高を把握することはできないため、レートの更新頻度(ティック数)を出来高として扱っています。よって以下で出来高という表現を使っている箇所はティック数を示しています。
出来高プロファイルとは?
出来高プロファイルとは、価格水準ごとの出来高を表示するインジケーターです。
出来高というと時系列の出来高の量と価格の動きで分析するのが一般的ですが、この出来高プロファイルでは価格水準ごとの出来高を使用して分析する場合に使います。
出来高プロファイルの種類
TradingViewの出来高プロファイルは出来高の集計期間の範囲により4つの種類に分類されています。
SVP(セッション出来高)、SVP HD(セッション出来高HD)
SVP(セッション出来高)は、期間を1日で区切り、1日の出来高ごとに表示する出来高プロファイルです。
HD版は出来高プロファィルの価格の幅を自動で調整するタイプのものになります。
VRVP(可視範囲出来高)
VRVP(可視範囲出来高)はチャートに表示されている足の部分の全ての期間の出来高プロファイルを表示します。
FRVP(固定期間出来高)
FRVP(固定期間出来高)はチャート上で任意に設定した期間の出来高プロファイルを表示します。
出来高プロファイルの見方
出来高プロファイルは、グラフで価格水準ごとの出来高の量を表示しています。
上昇したティック、下落したティックをグラフの色で分けて示しています。
赤いラインは現在、一番出来高が多い水準を示しています。
また、設定で下のチャートのように過去の出来高が多かった水準を表示することもできます。
過去に出来高が多い(価格の更新頻度が多い)水準は相場の節目となることが多く、その後のサポートやレジスタンスの水準を考える際の目安となります。
その他出来高プロファイルの設定等に関しましてはこちらもご覧ください。
TradingViewのチャートで出来高プロファイルで相場の節目を探る
TradingView(トレーディングビュー)の出来高プロファイルの便利機能
TradingViewの出来高プロファイルには、ユーザーの利便性を向上させる便利な機能が多くあります。
描画ツール版の「FRVP(固定期間出来高プロファイル)」
TradingViewではチャート上に描画する形で出来高を表示させることが可能です。
FRVP(固定期間出来高プロファイル)は、チャート上の左パネルにある「予測・測定ツール」にあります。
また、お気に入りに追加することができ、オブジェクトツリーでグループ化することも可能です。
AVP(アンカー出来高プロファイル)
AVP(アンカー出来高プロファイル)は、チャート上の左パネルにある「予測・測定ツール」にあります。
選択した始点から直近の足までの出来高を自動的に計算してくれます。
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