Android版TradingView(トレーディングビュー)でチャートの種類を変更する方法
Android版TradingView(トレーディングビュー)アプリでは、さまざまな種類のチャートを表示可能です。
「バー」「ローソク足」「中空ローソク足」「ボリュームキャンドル」「ライン」「マーク付きライン」「ステップライン」「エリア」「HLCエリア」「ベースライン」「棒グラフ」「ハイロー」「タイム・プライス・オポチュニティ」「平均足」「練行足」「新値足」「カギ足」「ポイント&フィギュア」「レンジ」の19種類のチャートタイプが用意されており、好みに合わせて変更することができます。
チャートの種類の変更方法
Android版TradingViewを立ち上げ、ボトムナビゲーション(画面の一番下)の「チャート」をタップします。
チャート画面に遷移したら、右下にある「…」アイコンをタップ。
表示されるメニューの中から、「チャートタイプ」をタップします。
一覧から表示したいチャートの種類をタップすると、選択したものに変更されます。
表示できるチャートの種類
①バーチャート
始値・終値・高値・安値の4本値を3本のバーで表示するタイプのチャートです。
ローソク足チャートと比べるとシンプルな表示で、価格の大きな方向性が見やすく、欧米を中心に人気を集めています。
②ローソク足チャート
始値・終値・高値・安値の4本値を表示する、日本では最もポピュラーなチャートです。
実体と呼ばれる四角形と上下のヒゲで構成されています。
時系列の値動きの流れが把握しやすいという特徴があります。
③中空ローソク足チャート
「塗りつぶしあり」と「塗りつぶしなし(中空)」の足が混在するタイプのローソク足チャートです。
陽線と陰線の扱いが通常のローソク足チャートと異なり、中空ローソク足チャートでは現在足の終値が前の足の終値よりも高ければ「陽線」、低ければ「陰線」、現在足の始値よりも終値が高ければ「塗りつぶしなし(中空)」、低ければ「塗りつぶしあり」で表示されます。
④ボリュームキャンドル
ローソク足の幅は、形成される間の出来高によって変動します。
このため、各ローソク足の出来高が視覚的に一目で理解しやすくなっています。
⑤ラインチャート
終値をラインで結んだシンプルなチャートです。
余計な情報が排除されているので、大きな方向感を確認するのに適しています。
⑥マーク付きラインチャート
ラインチャートに点のマークがついたチャートです。
これによりトレンドラインなどが引きやすくなります。
⑦ステップラインチャート
ラインチャートのような鋭角ではなく、折れ線グラフのように段階的に表示されるチャートです。
価格水準が明確になるため、水平レイやフィボナッチリトレースメントといった直線的な描画ツールと相性が良いです。
⑧エリアチャート
エリアチャートはラインチャートの下の部分に塗りつぶしが入ったタイプのチャートです。
ラインチャートと同じく、大きな価格の流れを見るのに向いています。
⑨HLCエリアチャート
高値、安値、終値の3つの価格を用いて形成されます。
分析においてそれほど重要でないとされる始値を省略することで、より重要なデータに焦点を当てて分析が可能になります。
⑩ベースラインチャート
チャートに表示されている期間の高値と安値の中間(50%)を中心に色分けし、現在の水準を示すチャートです。
比較的近い時間の価格レンジのうち、どのくらいの水準で推移しているのかを確認しながら分析できます。
⑪棒グラフチャート
シンプルな棒グラフチャートです。
各棒が特定の期間内の価格動向を視覚的に示すため、実勢価格の変化が明確に反映されます。
⑫ハイローチャート
期間内の最高値と最安値で構成されるチャートです。
ヒゲを表示しないことで、よりシンプルな分析が可能となります。
⑬タイム・プライス・オポチュニティ(TPO)チャート
「マーケットプロファイル」とも呼ばれるチャートです。
期間内の価格動向や特定の価格水準への集中が視覚的に確認できます。
⑭平均足
平均足チャートはローソク足チャートに見た目が似ていますが、実体の部分の始値に前の足の始値と終値の平均を用いています。
それにより価格の細かいブレの影響が排除され、トレンドを把握しやすいという特徴があります。
トレンド転換のダマシを軽減できるメリットがある反面、トレンド転換の初動を掴みにくいのがデメリットです。
⑮練行足チャート
日本で開発された非時系列のチャートで、一定の値動きがあった場合にのみ新しい足を形成していきます。
値動きにのみ焦点を当てたチャートであるため、時系列のローソク足チャートに比べて時間の経過により間延びすることなく、価格の方向性が分かりやすいのが特徴です。
⑯新値足チャート
一定の本数(3本が一般的)前の高値、安値を更新する動きとなった際にトレンド転換とみなし、陽線と陰線が切り替わり、その方向の新値となった場合にのみ新しい足が形成されるチャートです。
ラインブレイクチャートともいいます。
⑰カギ足チャート
カギ足チャートも非時系列のチャートで、設定した値幅分の価格の反転があった場合に方向を変えてグラフ化していきます。
他の非時系列チャート同様に価格の方向性を把握しやすいのがメリットです。
⑱ポイント&フィギュアチャート
ポイント&フィギュアチャートも非時系列のチャートです。
◯と×を使用し、設定した一つの枠分の値動きがあると印を加え、一定の枠数分の反転があると印を変えて右に移っていきます。
保合いやサポート、レジスタンスなどの水準に注目すると、価格の方向性が掴みやすいチャートです。
⑲レンジバーチャート
パッと見たところバーチャートに似ていますが、バーチャートのように時間の経過で出現するのではなく、一定の値幅の変動があった場合に新たな足を形成していく非時系列のチャートです。
任意のレンジ幅を決め、その値幅を上回る動きとなった場合に新たな足へ移動していきます。
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