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TradingView(トレーディングビュー)のテクニカル指標横の[UPDATED]とは?

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指標横の[UPDATED]とは


TradingViewのテクニカル指標を検索していると時々以下のように [UPDATED] と更新マークが付いている指標を目にすることがあるかと思いますが、これは文字通りそのテクニカル指標が以前のものからバージョンアップしたことを示しています。

指標横の[UPDATED]とは

RSIで何がバージョンアップしたのかはRSIの設定を見るとわかりますが、RSIのパラメータの下にMA SETTINGSという項目が増えていることに気づきます。


RSIのバージョンアップ内容


RSIのバージョンアップ内容

このMA SETTINGSでは、MA Typeで各種移動平均線とボリンジャーバンドを選べます。これまではインジケータのインジケータという形でRSIの移動平均線と2度の操作が必要だったことが、RSI単独で可能となりました。

もちろんRSIだけの表示で移動平均線などは表示したくないという方もいらっしゃるでしょうから、その場合はスタイルタブでRSI based MAのチェックマークを外してあげればRSIの表示のみと以前のバージョンアップ前の表示にすることも出来ます。


TradingViewでRSIのボリンジャーバンドを表示


ここではRSIのボリンジャーバンドを表示してみましょう。設定は以下のようにします。

TradingViewでRSIのボリンジャーバンドを表示

TradingViewでRSIのボリンジャーバンドを表示2

TradingViewでRSIのボリンジャーバンドを表示3

RSIとそのボリンジャーバンド表示以外のチェックを外して見やすくしました。これでRSIを表示したものが以下のチャートです。ドル建て金の日足チャートにRSIを表示してあります。

ドル建て金の日足チャートにRSIを表示

買われすぎ、売られ過ぎの水準を固定で70・30とするよりもボラティリティを考量したボリンジャーバンドとすることでより効果的に買われすぎ、売られ過ぎの水準を見つけることが出来ることがわかります。

RSIのパラメータをここではデフォルトの14期間としていますが、個人的には短めの8期間を使っています。また標準偏差を2ではなく1.75と若干狭くすることでより買われすぎ、売られすぎの回数が増えますので、使い方に応じて適宜変えてみてください。


本記事の監修者・山中康司氏


  • 1982年慶応義塾大学卒業後、アメリカ銀行に入行。トレーディング業務に従事し、1989年バイスプレジデント。
  • 1997年日興証券に移り、1999年日興シティ信託銀行為替資金部次長。
  • 2002年金融コンサルティング会社アセンダントを設立、取締役に就任。
  • 2019年よりTradingView日本マーケットの責任者。

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