TradingView(トレーディングビュー)でウィリアムズ%Rを設定する方法
TradingViewでウィリアムズ%R(Williams Percent Range)を設定する方法を紹介します。
ウィリアムズ%Rは、一定期間の最高値から最安値の値幅の中で、直近の終値が相対的にどの水準にあるかを示すオシレーター系のテクニカル指標です。
相場の買われ過ぎや売られ過ぎを判断するのに役立ちます。
ウィリアムズ%Rにはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。
ウィリアムズ%Rをチャートに追加する方法
TradingViewでチャート上にウィリアムズ%Rを追加する方法は次の通りです。
TradingViewを立ち上げ、チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック、もしくはチャートのローソク足の上で右クリック→「~にインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします。
インジケーターウィンドウが開くので、「テクニカル」→「インジケーター」から「Williams Percent Range」をクリックします。
これで、チャートにウィリアムズ%Rが表示されます。
また、インジケーターウィンドウ上部にある検索窓で表示させたいインジケーターを検索する方法もあります。
例えば、検索窓に「Williams」と入力して検索すれば、Williams Percent Rangeが簡単に見つかり、素早く表示できます。
ウィリアムズ%Rの設定画面の使用方法
インジケーターの設定画面は、「表示中のインジケーターをダブルクリック」「チャート左上のインジケーター名をダブルクリック」「インジケーター名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで表示できます。
他にもやり方はいくつかありますが、簡単なのはこの3つです。
ウィリアムズ%Rの設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えることができます。
全ての設定が完了したら、「OK」をクリックしましょう。
なお、「OK」の左側にある「デフォ…」をクリックすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。
「パラメーター」では、表示するウィリアムズ%Rの時間足や期間、算出に用いる価格の種類を設定します。
①時間足
どの時間足のウィリアムズ%Rを表示するかを選択します。
デフォルトは「チャート」で、その場合はチャートに表示中の時間足のウィリアムズ%Rが表示されます。
- ・チャート
- ・1分
- ・3分
- ・5分
- ・15分
- ・30分
- ・45分
- ・1時間
- ・2時間
- ・3時間
- ・4時間
- ・1日
- ・1週
- ・1ヶ月
②期間
ウィリアムズ%Rを算出する期間を設定します。
デフォルトの期間は「14」です。
③ソース
ウィリアムズ%Rを算出する価格を選択します。
デフォルトの価格は「終値」です。
- ・始値
- ・高値
- ・安値
- ・終値
- ・高値+安値の平均
- ・高値+安値+終値の平均
- ・始値+高値+安値+終値の平均
- ・高値+安値+終値×2の平均
「スタイル」では、ウィリアムズ%Rの線の色や太さ、種類などを設定します。
①%R
ウィリアムズ%Rの表示/非表示を設定します。
また、ウィリアムズ%Rの線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
②アッパーバンド
アッパーバンド(買われ過ぎライン)の表示/非表示を設定します。
また、アッパーバンドの色や不透明度、太さ、種類、値を変更できます。
デフォルトの値は「-20」です。
③Middle Level
ミドルレベル(アッパーバンドとロワーバンドの間の水準)の表示/非表示を設定します。
また、ミドルレベルの線の色や不透明度、太さ、種類、値を変更できます。
デフォルトの値は「-50」です。
④ロワーバンド
ロワーバンド(売られ過ぎライン)の表示/非表示を設定します。
また、ロワーバンドの色や不透明度、太さ、種類、値を変更できます。
デフォルトの値は「-80」です。
⑤背景
アッパーバンド~ロワーバンド内の背景色の表示/非表示を設定します。
また、背景の色や不透明度を変更できます。
⑥精度
ウィリアムズ%Rの値を小数点第何位まで表示するかを設定できます。
- ・デフォルト
- ・0
- ・1
- ・2
- ・3
- ・4
- ・5
- ・6
- ・7
- ・8
⑦価格スケールのラベル
価格スケールのラベルの表示/非表示を設定します。
⑧ステータスラインの値
ステータスラインの値の表示/非表示を設定します。
「可視性」では、ウィリアムズ%Rの表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみウィリアムズ%Rが表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。
Tradingviewを学びたい方へオススメコンテンツ
OANDAでは、Tradingviewの様々な使い方に関するコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもTradingviewを使いこなせるようになるでしょう。またTradingviewからOANDAの口座にログインすることで、Tradingviewを使い取引が行えます。他社にはないサービスなので、ぜひ口座開設をご検討ください。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。