TradingView(トレーディングビュー)で移動平均リボンを設定する方法
TradingView(トレーディングビュー)で移動平均リボンを設定する方法を紹介します。
移動平均リボンは、チャート上に期間の異なる4本の移動平均線を表示するトレンド系のテクニカル指標です。
移動平均線の向きや位置関係などから、トレンドの変化を読み取ることができます。
移動平均リボンにはどのような設定があるのかを、ここで確認しておきましょう。
移動平均リボンをチャートに追加する方法
TradingViewでチャート上に移動平均リボンを追加する方法は次の通りです。
TradingViewを立ち上げ、チャート上部のツールバーにある「インジケーター」をクリック、もしくはチャートのローソク足の上で右クリック→「~でインジケーター/ストラテジーを追加」をクリックします。
インジケーターウィンドウが開くので、「テクニカル」→「インジケーター」から「MA Ribbon(移動平均リボン)」をクリックします。
これで、チャートに移動平均リボンが表示されます。
また、インジケーターウィンドウ上部にある検索ボックスで表示させたいインジケーターを検索する方法もあります。
例えば、検索ボックスに「Ribbon」と入力して検索すれば、「MA Ribbon(移動平均リボン)」が簡単に見つかり、素早く表示できます。
移動平均リボンの設定画面の使用方法
インジケーターの設定画面は、「表示中のインジケーターをダブルクリック」「チャート左上のインジケーター名をダブルクリック」「インジケーター名にマウスカーソルを合わせると出てくる歯車の形をした設定アイコンをクリック」のいずれかで表示できます。
他にもやり方はいくつかありますが、簡単なのはこの3つです。
移動平均リボンの設定画面は、「パラメーター」「スタイル」「可視性」に分かれており、画面上部のタブで切り替えることができます。
全ての設定が完了したら、「OK」をクリックしましょう。
なお、「OK」の左側にある「デフォ…」をクリックすると、設定のリセットや設定の保存が可能です。
「パラメーター」の設定内容
「パラメーター」では、表示する移動平均リボンの時間足や移動平均線の種類、算出に用いる価格、期間などを設定します。
①MA No1
1つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、移動平均線の種類、算出に用いる価格、期間、線の色と不透明度を変更できます。
デフォルトの種類は「SMA」、価格は「終値」、期間は「20」です。
②MA No2
2つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、移動平均線の種類、算出に用いる価格、期間、線の色と不透明度を変更できます。
デフォルトの種類は「SMA」、価格は「終値」、期間は「50」です。
③MA No3
3つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、移動平均線の種類、算出に用いる価格、期間、線の色と不透明度を変更できます。
デフォルトの種類は「SMA」、価格は「終値」、期間は「100」です。
④MA No4
4つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、移動平均線の種類、算出に用いる価格、期間、線の色と不透明度を変更できます。
デフォルトの種類は「SMA」、価格は「終値」、期間は「200」です。
⑤時間足
どの時間足の移動平均リボンを表示するかを選択します。
デフォルトは「チャート」で、その場合はチャートに表示中の時間足の移動平均リボンが表示されます。
-
・チャート
・1秒
・5秒
・10秒
・15秒
・30秒
・1分
・2分
・3分
・5分
・15分
・30分
・45分
・1時間
・2時間
・3時間
・4時間
・1日
・1週
・1月
・3月
・6月
・12月
⑥時間足の確定を待つ
⑤で決めた時間足が、表示されているチャートの時間足よりも上位だった場合に、移動平均リボンのデータを更新するタイミングを設定します。
「時間足の確定を待つ」にチェックを入れると、上位の時間足が確定するのを待って計算を行い、少し遅れて移動平均リボンのデータが更新されるようになります。
「スタイル」の設定内容
「スタイル」では、移動平均リボンの線の色や太さ、種類などを設定します。
①MA No1
1つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
②MA No2
2つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
③MA No3
3つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
④MA No4
4つ目の移動平均線の表示/非表示を設定します。
また、線の色や不透明度、太さ、種類を変更できます。
⑤精度
移動平均リボンの値を小数点第何位まで表示するかを設定できます。
- ・デフォルト
- ・0
- ・1
- ・2
- ・3
- ・4
- ・5
- ・6
- ・7
- ・8
⑥価格スケールのラベル
価格スケールのラベルの表示/非表示を設定します。
⑦ステータスラインの値
ステータスラインの値の表示/非表示を設定します。
「可視性」の設定内容
「可視性」では、移動平均リボンの表示/非表示を時間軸ごとに設定します。
チェックボックスにチェックを入れた時間軸でのみ移動平均リボンが表示される仕組みで、チェックをはずすと非表示に切り替わります。
Tradingviewを学びたい方へオススメコンテンツ
OANDAでは、Tradingviewの様々な使い方に関するコンテンツを提供しています。コンテンツを読み進めていくことで、初心者の方でもTradingviewを使いこなせるようになるでしょう。またTradingviewからOANDAの口座にログインすることで、Tradingviewを使い取引が行えます。他社にはないサービスなので、ぜひ口座開設をご検討ください。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。