TradingView(トレーディングビュー)のログスケールとは?切り替え方法も紹介
TradingView(トレーディングビュー)の価格スケール(チャート右側にある目盛り)は、通常の目盛りに加えて、「ログスケール」という目盛りに設定することができます。
普段チャートを使う際にあまり、目盛りの種類について意識したことがないという方は多いと思いますが、TradingViewでは目盛りも自由に設定することができます。
ログスケールとは?
ログスケール(片対数目盛り)とは、チャートの価格の目盛りの幅を均等ではなく、割合に応じた幅で表示する方法です。
例えば、1ドル=100円のときに1%動くと1円ですが、1ドル=80円の場合は同じ1%でも80銭の変動になります。
通常の目盛りではこの2つの変動に対する幅は1:0.8の割合で表示されます。
これに対し、ログスケールの場合、この割合(%)の幅に併せて目盛りの幅を表示するため、この2つの変動では同じ幅のチャートが表示されます。
つまり、ドル円でいえば、価格が下落すれば1円の幅は広くなり、上昇すれば1円の幅が狭くなるということです。
この幅が変わると、短期的なチャートでの影響は限定的ですが、長い時間軸のチャートになるとトレンドラインやフィボナッチの水準にも変化が生じ、投資判断にも多少の差が生じる可能性があります。
どちらが正しいというものではありませんが、フィボナッチなど、割合に基づく数値を算出する場合はこの「ログスケール」を使った方が、理論的には一貫しているようにも思えます。
これまで意識していなかった人は少し意識してみると面白いと思います。
【ログスケールと通常の目盛りの違い(ドル円月足チャート)】
ログスケールへの切り替え方法
ログスケールへの切り替え方法は簡単です。
チャートの右側にある価格スケールで右クリック、「対数」にチェックを入れることで切り替えることができます。
また、価格スケールにマウスオーバーすると下部に表示される「L(ログスケール)」から、ワンクリックで切り替えることも可能。「L」が青くなっているときが、目盛りがログスケールが適用されている状態です。
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