2025/04/17 05:10
16日07:38 植田日銀総裁(新聞報道・・14日付けのインタビュー記事)
「米高関税政策が国内経済の下押し圧力になった場合、政策的対応が必要になるかもしれないが、情勢の変化に応じて適切に判断」
「企業や家計のコンフィデンスは既に一部反応しているものある」
「トランプリスク巡り、2月以降は悪いシナリオの方に来ている」
「トランプ関税の影響は、予断を持たずに点検する」
16日10:26 赤沢経済再生相
「米国との関税交渉は、準備ができている」
「何が一番国益に資するか効果的か考え抜いて交渉する」
「交渉分野についてのコメントは控える」
16日12:37 トランプ米大統領
「インフレは下がっている」
「あらゆる製品の価格は下がっていく見込み」
16日19:26
「日本との協議、自分が出席する」
「軍事支援の費用と貿易の公平性が協議の一部」
「日本との協議、何かが解決できることを願う」
16日16:33 中国外務省
「米国に脅迫と恐喝をやめるよう強く求める」
「米国が対話を通じて問題を解決したいのであれば、圧力をかけるのをやめるべきだ」
16日22:45 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「米国の貿易政策の大きな転換と関税の予測不可能性は、不確実性を高め、経済成長の見通しを低下させ、インフレ期待を押し上げている」
「不確実性が蔓延しているため、カナダおよび世界のGDP成長率とインフレ率を予測することは非常に困難」
「4月金融政策報告書(MPR)では、米貿易政策の異なる道筋を探る2つのシナリオを提示する」
「最初のシナリオでは、不確実性は高いものの、関税の規模は限定的。カナダの成長率は一時的に鈍化し、インフレ率は目標の2%前後で推移」
「2つ目のシナリオでは、長期にわたる貿易戦争により、カナダ経済は今年景気後退に陥り、来年にはインフレ率が一時的に3%を超えると想定」
「米国の貿易政策の転換の規模とスピードは前例のないほど大きく、どのシナリオにおいても経済的な結果については異例の不確実性が生じている」
「関税導入の発表や不確実性により消費者と企業の信頼感が悪化し、経済は減速している」
「貿易摩擦も労働市場の回復を阻害。3月の雇用は減少し、企業は採用を減速させる計画を報告。賃金上昇率は引き続き鈍化の兆候を示している」
「関税とサプライチェーンの混乱により、一部の物価が上昇すると予想」
「企業と消費者が貿易摩擦と供給混乱によるコスト上昇を予想していることから、短期的なインフレ期待は上昇」
「長期的なインフレ期待はほぼ横ばい」
「理事会は、景気減速によるインフレ下押し圧力と、コスト上昇によるインフレ上昇圧力の双方について、その時期と強さを引き続き評価する」
「我々は世界的な混乱期においても、国民が物価安定への信頼を維持できるよう注力する」
「これはインフレが適切に抑制された状態を維持しながら、経済成長を支援することを意味する」
「理事会はカナダ経済が直面するリスクと不確実性に特に注意を払いながら、慎重に政策を進めていく」
16日23:06 シェインバウム・メキシコ大統領
「米国に対して国境での安全協力に関する外交メモを送った」
16日23:47 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「我々は慎重に対応している」
「カナダ経済は好調なスタートを切った」
「我々の目標は物価安定の確保」
「状況は依然として不透明」
※時間は日本時間
(中村)