8日の主な要人発言(時間は日本時間)

2022/09/09 05:10

8日12:09 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁
「さらなる利上げが必要だが、あらかじめ設定された道筋ではない」
「どの程度金利を上げる必要があり、どの程度早く上げるかは、データやインフレと労働市場の見通し次第」
「強い経済、持続的な完全雇用には物価の安定が必要」
「世界的な急減速は豪のソフトランディングを難しくする」
「 最近のデータは引き続きオーストラリアの個人消費の底堅さを示唆」
「他の条件が同じであれば、キャッシュ・レートの水準が上昇するほど、金利上昇ペースが緩やかになる可能性が強くなる」

8日12:22 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「インフレを抑制するため、金融政策で景気を減速させる必要がある」
「計画的なリセッション(景気後退)というより、計画的な景気減速」

8日16:38 木原官房副長官
(為替について)
「高い緊張感をもって注視」
「急速で一方的な動きを憂慮」
「最近のような動きが継続する場合には必要な対応を取りたい」
「ファンダメンタルズに沿った安定推移が重要」

8日17:25 神田財務官
「急速な円安進行受けて3者会合を開催」
「明らかに過度な変動と思われる」
「政府・日銀はこうした動きを極めて憂慮」
「ファンダメンタルズだけでは正当化できない動き」
「前回の3者会合声明、考えが大きく変わったわけではない」

8日19:29 エルドアン・トルコ大統領
「穀物の輸出が貧しい国ではなく富める国に行く、というプーチン露大統領の発言は正しい」
「ロシアから輸出される穀物を我々も欲しい」

8日21:19 欧州中央銀行(ECB)声明
「今後数回の会合でさらなる利上げを見込む」
「今年後半の経済は停滞する見込み」
「2022年のGDP見通しは3.1%(前回は2.8%)」
「2023年のGDP見通しは0.9%(前回は2.1%)」
「2024年のGDP見通しは1.9%(前回は2.1%)」
「2022年のインフレ見通しは8.1%(前回は6.8%)」
「2023年のインフレ見通しは5.5%(前回は3.5%)」
「2024年のインフレ見通しは2.3%(前回は2.1%)」

8日22:00 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ユーロの下落がインフレ高進を増長している」
「高インフレは弱いユーロも原因」
「成長へのリスクは主に下振れ方向」
「インフレ見通しのリスクは主に上振れ方向」
「ガス価格の混乱が経済停滞を強めている」
「全会一致で利上げを決定」
「次回の利上げは75bpである必要はない、75bpは標準ではない」
「インフレは極めて高い」
「ECBはユーロの為替レートは目標にしていない」
「ユーロ相場を注視している」
「データが大幅利上げを必要とするなら、そうする」

8日22:15 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「パンデミックが労働力規模の縮小の一因となった」
「パンデミックが供給抑制の一因となった」
「FRBはインフレが低下するまで行動を維持する必要」
「パンデミックがなければインフレ急上昇は起こらなかった」
「FRBはインフレの社会的コストを回避するために今すぐ行動する必要」
「早急な緩和のリスクを歴史が警告」
「インフレ調整が完了するまでFRBは直ちに行動する」
「インフレを抑えることに強くコミット」
「インフレ期待が固定されたままであることが非常に重要」
「労働力は依然として非常に強い」
「経済上必要ならバランスシートのランオフの調整を用意」
「米財政は近く持続可能な軌道に回帰する必要がある」

9日00:35 ロジャース・カナダ中銀(BOC)上級副総裁
「政策金利をさらに引き上げる必要がある」
「中銀のこれまでの対応がインフレに完全に影響を与えるまで2年かかる可能性」

9日00:43 ブラード米セントルイス連銀総裁
「インフレ率を2%に引き下げることがFRBの目標」

9日01:09 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「主要な中央銀行が金融政策を正常化すれば我々にとってプラス」
「為替レートは特定の役割を果たす」
「ECBが1.00%利上げしても問題は発生しない」
「ECBの0.75%利上げに驚かない」

9日01:21 エバンズ米シカゴ連銀総裁
「労働市場は減速していくと予想」
「インフレは非常に高く、労働市場は強い」
「我々は迅速に利上げを行う」
「景気後退を避けることができると信じている」
「今年の米国のGDP成長率は0.5%程度と予想」
「ドル高は投資家のFRBへの信頼を反映」
「年末か1月までにFF金利のピークである3.75-4%に到達することに胸騒ぎはない」
「金利が3.5%近辺になれば引き締め過ぎという懸念も」

※時間は日本時間

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