【日銀決定会合の主な意見】「現在の金融緩和を継続することが適当である」

2022/07/29 08:54

日銀金融政策決定会合における主な意見(7月20-21日分)

「わが国の景気は、持ち直している。先行きは、資源価格上昇による下押し圧力を受けるものの、感染症や供給制約の影響が和らぐもとで、回復していくとみられる。その後は、所得から支出への前向きの循環が強まるもとで、潜在成長率を上回る成長を続けると考えられる」
「輸入価格上昇に伴い、足もとの物価は上昇しているが、需給ギャップや予想インフレ率の動向を踏まえると、「物価安定の目標」の安定的な達成は難しい」
「消費者物価については、コモディティ価格が当面高水準で推移すると想定されることから、これまで企業が値上げを控えてきたものを含めて、幅広い財・サービスの価格に徐々に反映されると考えられる」
「賃金上昇の実現可能性を高めつつ、「物価安定の目標」を実現するため、現在の金融緩和を継続することが適当である」
「2%の「物価安定の目標」は、持続的・安定的に達成すべきものであり、インフレ目標政策はインフレ見通しに基づく」

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