2022/12/28 08:57
日銀金融政策決定会合における主な意見(12月19-20日分)
「長期金利の変動幅の拡大は、債券市場の機能度改善を通じ、2%の『物価安定の目標』の実現に向けた現行の金融緩和を、世界的インフレのもとでより持続可能にするための政策対応であり、金融緩和の方向性を変更するものではない」
「市場機能の低下への対応のため、長期金利の変動幅の拡大が必要である。その場合でも、インフレ予想の上昇もあって、実質金利の低下を通じた強力な緩和効果が続くことは変わらない」
「長期金利の変動幅の拡大は、イールドカーブ・コントロールの持続性強化に資する」
「(内閣府の意見)今回議論のあった事項は、物価安定目標を実現する観点から、より持続的な金融緩和を実施するためのものと受け止めている。その政策の趣旨について、対外的に丁寧に説明することが重要である」