裁量トレーダーの心得 初心者編 | FX/CFD初心者向け書籍
FX初心者から中級者向け
この書籍は基本的にトレンドフォロー中心の戦略を紹介しています。
株式市場に関しての記述がほとんどですが、FX市場にも応用することができる内容が多く、FXトレーダーが読んでも得るものは多いと思います。
トレンドフォローのエントリーの具体的なタイミングなどはチャートを用いて詳しく説明されており、実際のFXのチャートに当てはめてみると面白いと思います。このほか、トレードを行う上で重要な資金管理についてもページを割いて詳しく説明されているほか、トレーリングストップを動かすタイミングなどについても記載があり、トレード戦略を考える上で参考にすることができます。
【ドル円の日足チャートでの戻り売りの例】
相場の常識、情報を疑う重要性
FX相場について学習したり、相場での経験が増えると、様々な知識が身につき、それが徐々に常識として定着します。
ただし、その常識が本当に正しいかどうかの確認をする人は少ないと思います。
相場に関して絶対的なものはなく、時代によって変化することも多く、昔の常識が今は通用しないというようなことも少なくありません。当たり前と考えられていたものを、改めて検証をしてみると新たな発見があるかもしれません。
それが、相場に関する情報なのか、エントリーや決済等の取引を行うポイントなのか、またはトレード手法に関することなのかはわかりませんが、一度疑ってみる価値はあると思います。
本書では第1章の「ウォール街に対する考え方を変える」の部分で相場で語り継がれている格言等について、筆者なりの検証しています。
中にはやはり、常識と考えられていることの中で、誤っている部分等が指摘されています。
現代はインターネットを介して情報が拡散する時代であるため、本書で指摘されているようなことの他にも、間違った情報が、正しい情報のように流れ易い状況にあるため、情報を過信しないように注意したいです。
テクニカル分析中心でトレードを行うトレーダーは価格という唯一の情報を元に判断を行うことで、情報に振り回されるのを回避しています。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。