遅咲きトレーダーのスキャルピング日記 1年間で100万ドル儲けた喜怒哀楽の軌跡

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遅咲きトレーダーのスキャルピング日記
1年間で100万ドル儲けた喜怒哀楽の軌跡
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トレード日記の重要性


本書は18ヶ月強で資産を200万ドルまで増やすことに成功した個人投資家による書籍で、当時公開していたブログをまとめたものです。

先物市場における短期トレードで筆者がどのように考え、どのような行動をとり、それが、どのような結果となり、どのような評価がされ、その後、それがその後のトレードにどのように影響したかが詳しく記載されており、FX市場でも参考になりそうなものが多く、読み応えがあります。

毎日トレードを行なっていると、人によっては都合の良いことばかりを覚えていたり、逆に悪いことばかり覚えているなど、曖昧な記憶の中に過去のトレードが埋もれていきます。

そして、同じ失敗を繰り返してしまうという方は少なくないのではないでしょうか?

トレードを継続していく上で、過去のトレードの経験は将来、役立つことが多いというのは言うまでもありませんが、曖昧な記憶の中に置き去りにしてしまっては、中途半端なものになり、同じ失敗を繰り返してしまう原因になります。

この問題を解決するためには、この書籍の筆者のように、トレード記録をつけておくというのが、やはりお勧めです。

この筆者のように自分なりのトレード記録をつけて、トレードの技術を改善させ、成功したという話は珍しくありません。

トレード記録をつけ、それを見返し、過去のトレードから得たことの記憶を脳にしっかりと定着させることで、将来のトレードプランを考えるときに、経験を活かすことができます。


トレードを行う際のヒント?


筆者が記録を行う際に、次の2つの決意を行なっています。

1. 毎日、全てのトレードで「回復」するときの思考モードになる。

2. 6月30日と12月31日以外では、実際の資産残高を見ない。

この2つはトレードを行う際の心構えとして、古今東西多くのトレーダーにより紹介されている方法です。人によりメンタル面は大きく差が出るところではありますが、トレードを行う前に精神状態がブレていると、相場の分析やトレード手法にムラができやすくなるといえます。

このようなムラがあると、トレードで安定した収益を上げるのは難しくなります。

また、実際の資産残高を見ないというのも、安定した収益を狙うためには有効という意見は多くのトレーダーから聞かれます。これは、資産残高を見ると、無駄な感情が生まれ、裁量トレードを行う場合、マイナスに働くことが想定されるからです。

例えば、「あといくらで〇〇円になるから、もう一回トレードしよう」と無駄なトレードを行なってしまったり、「資産が増えてきたので、少しリスクをとって大きなリターンを狙ってみようかな」など、当初の計画にはないことをしてしまうというケースです。

このようなことを避けるため、損益はPips数で考えることが推奨されます。

本書では、このような、実際にトレードをしてみないと、わからない感情に関するものも多く登場し、短期トレーダーを中心にこれから相場と真剣に向き合いたいと考える方にはお勧めです。


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