三位一体のFXトレード理論・FX/CFD初心者〜中級者向け書籍
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三位一体のFXトレード理論
証明なき手法は、「手法」ではない
「発見」、「証明」、「稼働」
この書籍ではトレーダーの仕事はトレード手法の「発見」、「証明」、「稼働」の3つであり、筆者自ら使用している手法を例に発見、証明、稼働の3つのプロセスを解説しています。
本書のなかでも述べられている通り、「証明」を疎かにするトレーダーは少なくないと思います。取引のアイディアが浮かんだら、過去のチャートでどの程度の利益が出たのか、さらに、取引時間や他のインジケーターでフィルターをかけた場合など優位性を高めることができるかどうか、その手法が実際のトレードで使えそうかどうかをじっくりと時間をかけて検証していただきたいです。
自分なりの証明が必要
まずはこの書籍の中で紹介されている欧州時間序盤の動きを狙ったブレイクアウトを中心とした手法をそのまま使うのも良いと思いますが、筆者の言うとおり、実際のチャートで検証を行なってから使用することをお勧めします。
実際の相場では教科書通りの動きとはならないことが多く、ある程度、裁量が求められる部分もあります。 教科書通りの動きとはならない場合にどのようにすべきかを含め自分なりに消化できたら、実戦で「稼働」に移していただきたいです。
本書で重要だとしているのは、手法を猿真似することではなく、
有用と思われるトレード手法を「発見」したら、その手法が使えるかどうかを「証明」し、それを「稼働」させる
という3つのプロセスが大事であるということです。
トレード手法は世の中に星の数ほど存在します。
本書では短期売買のトレード手法を紹介していますが、中長期のトレードをする場合にもこのプロセスは重要です。
トレードは決して楽して儲かるものではありません。
地道な努力の積み重ねが大事であるということですね。
各市場の時間を明確にするなら
東京、ロンドン、NYの各市場の時間、またはそれ以外の一定期間をチャート上で明確に表示したいのであれば、
OANDAで配布しているMT4用のインジケーターである「各マーケットHigh Low表示インジケーター」が便利です。
このインジケーターを使うとチャート上の各市場の高値安値をボックスで表示することができます。東京、ロンドン、NYのそれぞれの時間軸を表示させることができるほか、設定で表示させたくない市場の色を「None」とすることで一つの市場のみ(例えばロンドン市場のみ)ハイライトすることができます。
ちなみに下のチャートはロンドン時間のみを黄色で表示させています。これで、ロンドン時間に入った後の動きが見やすくなりました。
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