相場の黄金ルール-「3つのピークとドーム型の家」で天底と日柄を究める

相場の黄金ルール-「3つのピークとドーム型の家」で天底と日柄を究める

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相場の黄金ルール
「3つのピークとドーム型の家」で天底と日柄を究める
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ジョージ・リンジー(伝説のテクニカルアナリスト!?)による分析方法を紹介


本書は伝説のテクニカルアナリスト「ジョージ・リンジー」により1950-70年代にかけて考案されたテクニカル分析手法をまとめた書籍です。中長期の大きなトレンドを把握する方法がまとめられています。
様々なパターンが紹介されており、相場の変化日となりそうな日や天底となりそうな水準を予想する方法を紹介しています。一目均衡表やエリオット波動などの分析に近い方法です。
古い株式市場のデータ分析が中心なので、現在のFX市場にこの分析方法がそのまま使うことができることができるかどうかは難しいところですが、日柄や天底を予測する上で参考になりそうです。



3つのピークとドーム型の家


本書で典型的なパターンとして紹介されている「3つのピークとドーム型の家」というのは次の図ような形の値動きをいいます。
上昇基調に転じ、3つのピークを形成後、一度下押しし、その後、急上昇、一度調整を入れて本格的なピークとなり、下落基調に転じるという流れが基本となります。
慣れないうちは、リンジー特有の表現(「1階の壁」等)に慣れないと思いますが、読み進めていくうちに徐々に慣れてくると思います。
相場の黄金ルール-3つのピークとドーム型の家のイメージ


短期のトレードにも応用することも可能?


本書は中長期の株式市場に関してのパターンをまとめた書籍ですが、短期のチャートでも似たような分析を行うことはできそうです。
もちろん、中長期と短期のチャートでは事情が異なりますが、通貨ペアごと、各市場の時間の動きなどの条件を絞るとパターンを見いだし、トレンドの転換ポイントの予想ができるかもしれません。
例えば、欧州時間の序盤はポンドにトレンドができやすく、ある一定の時間まで続くことが多いといったようなものを過去のデータを元に検証してみるなどすると勝率の高い条件を探し出すことができるかもしれません。


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