実効為替レート(Effective Exchange Rate)

実効為替レート(Effective Exchange Rate)とは、ある国の通貨の価値を貿易比率等を用いて加重平均して算出し、相対的な通貨の強弱を把握するための指標です。
実効為替レートの数値は、基準年を100とし、基準年に対する変化率を示しています。例えば、米国の実効為替レートが110の場合は、基準年から、米ドルが相対的に10%増加したという意味になります。
この実効為替レートをチェックすると、2つの国の間の通貨ペアのレートの値動きだけでは把握できない通貨の相対的な強さを把握することができます。
ここでは、国際決済銀行(BIS)が毎月公表している2010年を100とする実効為替レートを表示しています。
ログインすると、会員ステータスがSilver以上の方は名目と実質、Narrow(約25カ国に対する実効為替レート)とBroad(約60カ国に対する実効為替レート)を選択することができるほか、表示する国を5つまで選択することができます。
また、会員ステータスがGoldの方は、日次の名目実効為替レートの推移、各銘柄との比較を表示することができます。

ホーム » OANDA Lab » 実効為替レート(Effective Exchange Rate)