中国株サマリー(18日)

市場概況
9日ぶりに反落、後場に下げ幅縮小 消費関連などに売り

 18日の中国本土株式市場で、上海総合指数は9営業日ぶりに反落。終値は前日比0.11%安の3276.73ポイントだった。深セン成分指数は0.23%高の9781.65ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で9146億5600万元だった。

 上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。前日まで8営業日続伸した後とあって、週末を前に目先の利益をいったん確定する動きが重荷となった。もっとも、米中対立が激化するなか、中国当局による金融緩和や、内需振興や産業支援の強化に対する期待が根強い。後場には下げ幅を縮め、終盤にはプラス圏に浮上する場面もあった。

 セクター別では、観光・ホテル、美容・ケア、飲料・食品、農業関連などが安い。半面、通信設備、不動産サービス、建設コンサルティング、不動産開発などが買われた。

 A株市場では、小売チェーン運営の永輝超市(601933)、食品関連の仏山市海天調味食品(603288)、洽洽食品(002557)、旅行代理店の中青旅控股(600138)など消費関連株の下げが目立った。前日にストップ高の広聯達科技(002410)が反落した。スマホ・自動車用光学部品大手の欧菲光集団(002456)は続落した。半面、特定用途無線大手の海能達通信(002583)がストップ高を付けたほか、製薬の華東医薬(000963)、通信設備の中興通訊(000063)、ゲーム関連の三七互娯網絡科技集団(002555)などが買いを集めた。

 上海B株指数は0.12%高の259.25ポイント、深センB株指数は0.01ポイント安の1175.42ポイント。


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