日経平均サマリー(11日)

市場概況
日経平均は大幅反落 ウエルシアとツルハが後場急伸

 11日の日経平均は大幅反落。終値は1023円安の33585円。ダウ平均の4桁下落や円高の進行が嫌気されて、全面安の展開。600円超下げて始まると、売り気配スタートの銘柄の値が付くにつれて下げ幅を4桁に広げた。1900円超下げて32600円台に入ったところで売りは一巡。安値圏でしばらくもみ合った後、10時辺りからは緩やかに値を戻した。前場では33000円近辺で戻りが鈍ったが、後場には33600円台に乗せて下げ幅を3桁に縮める場面があった。結局、4桁の下落とはなったものの、後場の高値圏で取引を終了。新興銘柄に資金が向かっており、グロース250指数は後場プラス転換から上げ幅を広げて3%近い上昇となった。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆4400億円。業種別では全業種が下落しており、海運、小売、建設などは小幅な下げにとどまった。一方、医薬品、保険、銀行などが大幅に下落した。ドラッグストアのウエルシアホールディングス<3141.T>とツルハホールディングス<3391.T>が後場急伸。イオン<8267.T>が本日ドラッグ事業に関して会見を行うと伝わったこと、その後に経営統合前倒し観測が報じられたことなどが支援材料となった。イオンも後場に上げ幅を広げている。半面、ソニーグループ<6758.T>が7.4%安と弱さが目立った。



日経平均
 33585.58 -1023.42
先物
 33520 -1120
TOPIX
 2466.91 -72.49

(小針)


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