市場概況
◆ダウ平均: 39593.66 -1014.79 -2.50%
◆S&P500: 5268.05 -188.85 -3.46%
◆NASDAQ: 16387.311 -737.66 -4.31%
10日のNY株式相場は大幅反落。前日はトランプ米大統領が「相互関税」を90日間、一時停止すると表明したことで主要3指数が歴史的な急上昇を記録したが、この日はホワイトハウスが、対中関税が累積で145%になったと正式に発表したことで米中貿易戦争の激化懸念や、関税を巡る先行き不透明感がセンチメントの悪化につながった。ダウ平均は下落してスタートすると、一時2180ドル安まで下落し、1014.79ドル安(-2.50%)で終了。S&P500も一時6.26%安まで下落後、3.46%安で終了しハイテク株主体のナスダック総合は7.19%安まで下落後、4.31%安で終了した。S&P500の11セクターは生活必需品(+0.21%)を除く10セクターが下落。エネルギーが6.40%安となったほか、IT、コミュニケーション、一般消費財も4%超下落した。メガキャップはテスラが7.27%安、メタが6.74%安、エヌビディアが5.91%安、アマゾンが5.17%安、アップルが4.24%安、アルファベットが3.71%安と軒並み大幅安となった。センチメントは再び悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の33.62ポイントから40.72ポイントに上昇した。
経済指標では、注目された米3月消費者物価指数(CPI)が前月比-0.1%と予想の+0.1%に反して低下し、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも予想を下回る伸びにとどまった。CPIが弱い結果となったことで米10年債利回りは前日の4.396%から一時4.260%まで低下したが、4.426%に上昇(価格は下落)して終了。市場では中国による米国債の売却懸念が米債相場の重しになっているとの声もあった。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500: 5268.05 -188.85 -3.46%
◆NASDAQ: 16387.311 -737.66 -4.31%
10日のNY株式相場は大幅反落。前日はトランプ米大統領が「相互関税」を90日間、一時停止すると表明したことで主要3指数が歴史的な急上昇を記録したが、この日はホワイトハウスが、対中関税が累積で145%になったと正式に発表したことで米中貿易戦争の激化懸念や、関税を巡る先行き不透明感がセンチメントの悪化につながった。ダウ平均は下落してスタートすると、一時2180ドル安まで下落し、1014.79ドル安(-2.50%)で終了。S&P500も一時6.26%安まで下落後、3.46%安で終了しハイテク株主体のナスダック総合は7.19%安まで下落後、4.31%安で終了した。S&P500の11セクターは生活必需品(+0.21%)を除く10セクターが下落。エネルギーが6.40%安となったほか、IT、コミュニケーション、一般消費財も4%超下落した。メガキャップはテスラが7.27%安、メタが6.74%安、エヌビディアが5.91%安、アマゾンが5.17%安、アップルが4.24%安、アルファベットが3.71%安と軒並み大幅安となった。センチメントは再び悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の33.62ポイントから40.72ポイントに上昇した。
経済指標では、注目された米3月消費者物価指数(CPI)が前月比-0.1%と予想の+0.1%に反して低下し、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIも予想を下回る伸びにとどまった。CPIが弱い結果となったことで米10年債利回りは前日の4.396%から一時4.260%まで低下したが、4.426%に上昇(価格は下落)して終了。市場では中国による米国債の売却懸念が米債相場の重しになっているとの声もあった。
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DZH Finacial Research
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