日経平均サマリー(8日午前)

市場概況
日経平均は4日ぶり大幅反発 33000円を上回る

 8日の日経平均は4日ぶり大幅反発。前引けは1894円高の33030円。ナスダック高や円高一服を好感して、全面高の展開。前日とは逆に主力銘柄に買い気配スタートとなるものが多く、早々に上げ幅を4桁に広げた。1900円超上昇して33000円を上回ったところでいったん上値が重くなり、しばらくこの近辺でもみ合った。しかし、10時台後半辺りから改めて買いの勢いが強まり、33000円より上が定着。2100円超上昇して33200円台に乗せる場面もあり、前引けでも33000円を上回った。グロース250指数が前引け時点で10.5%高と2桁の上昇率となっており、前日の下げ分の大半を取り戻している。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆5900億円。業種別では全業種がプラスで、保険、非鉄金属、銀行の3業種は2桁の上昇率となっている。一方、医薬品、陸運、倉庫・運輸などは小幅な上昇にとどまっている。古河電工<5801.T>や住友電工<5802.T>など電線株に強い買いが入っており、フジクラ<5803.T>がストップ高。半面、直近の株安局面でしっかりとした動きを見せていたJR東日本<9020.T>は、きょうは全体株高の流れに乗れず売りに押されている。



日経平均
 33030.66 +1894.08
先物
 33080 +2120
TOPIX
 2438.30 +149.64


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