日経平均サマリー(3日)

市場概況
日経平均は3日ぶり大幅反落 トヨタが5%を超える下落

 3日の日経平均は3日ぶり大幅反落。終値は989円安の34735円。トランプ大統領が「相互関税」の詳細を発表。日本には合計で24%の追加関税が課されることになった。発表後には夜間の先物が急落して、ドル円は円高に傾斜。強烈なリスクオフが意識される中、600円超下げて始まった。

 開始早々に節目の35000円を割り込むと、一気に下げ幅を1600円超に拡大。34100円台に入ったところで鋭角的に切り返したが、下げ幅を3桁に縮めたところでは戻りが一巡した。開始10分程度の振れ幅が大きくなったが、売り買いをこなした後は1000円程度下げた辺りで値動きが落ち着いた。前引けでは4桁の下落となったが、終盤にやや値を戻して終値では4桁下落を回避した。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆9100億円。派手な動きとなる中で商いも膨らんだ。業種別では陸運と医薬品の2業種のみが上昇しており、小売が小幅な下落にとどまった。一方、銀行、海運、証券・商品先物などの下げが大きかった。円高進行を手がかりに、恩恵が大きいとみられている神戸物産<3038.T>やニトリホールディングス<9843.T>が大幅上昇。反面、米政権による自動車関税が本日発動されたことから、トヨタ<7203.T>が5%を超える下落となった。



日経平均
 34735.93 -989.94
先物
 34850 -910
TOPIX
 2568.61 -81.68


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