東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ幅拡大

市場概況
 3日の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。8時時点では148.40円とニューヨーク市場の終値(149.28円)と比べて88銭程度のドル安水準だった。米国の相互関税発表を受けてダウ先物が大幅下落し、一時1100ドル超の下げ幅を記録した。為替市場もリスク回避の動きが進行し、ドル円は先月14日以来となる148.17円まで下げ幅を拡大した。

 ユーロ円は下落。8時時点では160.84円とニューヨーク市場の終値(162.04円)と比べて1円20銭程度のユーロ安水準だった。日米の株価指数先物が大幅安になるとクロス円は全面安の展開になり、ユーロ円は160.12円まで下落した。また、ポンド円は192.31円、豪ドル円は92.31円、NZドル円は84.27円まで弱含んだほか、30%の関税が課せられることになった南アの通貨ランドは対円で7.82円まで下がり年初来安値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0839ドルとニューヨーク市場の終値(1.0853ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の売りに連れて1.0805ドルまで一時弱含むなどクロス円の動きに翻弄されてもみ合いになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.17円 - 149.28円
ユーロドル:1.0805ドル - 1.0856ドル
ユーロ円:160.12円 - 162.04円


(松井)


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