香港株サマリー(1日)

市場概況
3日ぶり反発も上値重い、小米集団が5%超下落

 1日の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに反発。終値は前日比0.38%高の23206.84ポイントだった。中国企業指数は0.24%高の8537.34ポイント。メインボードの売買代金は概算で2502億3000万HKドル。

 ハンセン指数は終日プラス圏で推移したが、後場は上値の重さが目立った。指数は前日に終値で3月4日以来およそ4週間ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がった。また、中国メディアの財新が午前に発表した3月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想から上振れたことや、本土市場の上昇も好感された。ただ、トランプ米政権の関税政策に対する警戒感は強く、相場の重しとなった。

 ハンセン指数構成銘柄では、AIAグループ(01299)やアリババ集団(09988)が買われて指数を押し上げた。石薬集団(01093)が10%超上昇したほか、原油価格の上昇を受けてCNOOC(00883)やペトロチャイナ(00857)も買われた。半面、小米集団(01810)が5%超下落。同社製の電気自動車(EV)「SU7」が高速道路で衝突事故を起こし、3人が死亡したと伝わり、同社の自動運転技術に対する懸念が広がったもよう。康師傅控股(00322)や中国海外発展(00688)も売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.23%高の5407.38ポイント。3月の納車台数が前年同月比268%増の3万3205台だったと発表した小鵬汽車(09868)が5%超上昇。ネットイース(09999)や快手科技(01024)も高かった。半面、小米集団のほか、美的集団(00300)や地平線機器人(09660)が下落率上位だった。


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