NY株式サマリー(31日)=ダウ417ドル高 S&P500は一時6カ月ぶりの安値まで下落

市場概況
◆ダウ平均: 42001.76 +417.86 +1.00%
◆S&P500: 5611.85 +30.91 +0.55%
◆NASDAQ: 17299.29 -23.70 -0.14%

 31日のNY株式相場は高安まちまち。4月2日に発動されるトランプ関税への警戒感が強まり不安定な動きとなったが、月末、四半期末の持ち高調整の買いでディフェンシブ株が買われ相場を支えた。ダウ平均は朝方に435ドル高まで下落したが、取引終盤に563ドル高まで上昇し、417.86ドル高(+1.00%)で終了。S&P500も一時1.65%安まで下落し、昨年9月以来の安値を付けたが、0.55%高で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は2.71%安まで下落後、0.14%安と下落幅を縮小して終了した。S&P500の11セクターは一般消費財(-0.18%)を除く10セクターが上昇。生活必需品、金融、素材、エネルギー、公益が1%上昇し、ヘルスケア、不動産、資本財も0.6%超上昇した。

 3月月間ではダウ平均4.20%安、S&P500が5.75%安、ナスダック総合が8.21%安とそろって2カ月続落し、四半期ではダウ平均が1.28%安と3四半期ぶりに下落。S&P500は4.59%安、ナスダック総合も10.42%安とともに6四半期ぶりの大幅反落となった。

 関税を巡っては、トランプ大統領が日曜日、水曜日に発表予定の「相互関税」は「すべての国」を対象とするだろうと述べたことで、関税がより限定的なものになるという期待が後退した。ホワイトハウスのカロリン・リービット報道官もアメリカ国民にとって正しい歴史的な変化が水曜日に行われるとした。


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