市場概況
28日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では150.39円と15時時点(150.77円)と比べて38銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が引けにかけて小幅に下げ幅を縮小したが支えにはならず、軟調な動き。米10年債利回りが4.31%まで低下すると、昨日NY参入後の安値150.58円付近をあっさりと下抜けた。17時過ぎには150.36円まで下値を広げている。ミャンマーやタイなどで大規模地震があり、バンコクの高層ビルも被害が出ていることでリスク回避の動きが進んだとの声もあった。
ユーロ円は弱含み。17時時点では162.22円と15時時点(162.68円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて上値が重くなる中、弱いフランスのインフレ指標が発表されるとさらに上値が重くなり162.19円まで弱含んだ。
なお、ユーロポンドは0.8327ポンドまで下押し。2月の英小売売上高がヘッドラインとコア指数ともに、前月比でマイナス予想がプラスになったことがポンド買いを促した。
ユーロドルは上値が抑えられる。17時時点では1.0786ドルと15時時点(1.0789ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下で1.0802ドルまでユーロ買い・ドル売りが進む場面もあった。ただ、フランスのインフレ指標が総じて予想を下振れたことが重しになり上値が抑えられると、一転1.0782ドルまで弱含んだ。なお、フランスの3月PPIは予想の+0.7%を大幅に下回る-0.8%となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.36円 - 151.21円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0802ドル
ユーロ円:162.19円 - 163.17円
(松井)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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ユーロ円は弱含み。17時時点では162.22円と15時時点(162.68円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて上値が重くなる中、弱いフランスのインフレ指標が発表されるとさらに上値が重くなり162.19円まで弱含んだ。
なお、ユーロポンドは0.8327ポンドまで下押し。2月の英小売売上高がヘッドラインとコア指数ともに、前月比でマイナス予想がプラスになったことがポンド買いを促した。
ユーロドルは上値が抑えられる。17時時点では1.0786ドルと15時時点(1.0789ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下で1.0802ドルまでユーロ買い・ドル売りが進む場面もあった。ただ、フランスのインフレ指標が総じて予想を下振れたことが重しになり上値が抑えられると、一転1.0782ドルまで弱含んだ。なお、フランスの3月PPIは予想の+0.7%を大幅に下回る-0.8%となった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.36円 - 151.21円
ユーロドル:1.0782ドル - 1.0802ドル
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