◆ダウ平均:42454.79 -132.71 -0.31%
◆S&P500:5712.20 -64.45 -1.12%
◆NASDAQ：17899.02 -372.84 -2.04%

　26日のNY株式相場は反落。トランプ大統領が東部時間午後4時に自動車輸入に対する新たな関税を発表するとホワイトハウスが発表したことで関税問題に対する警戒感が強まった。ダウ平均は234ドル高まで上昇後、260ドル安まで下落し、132.71ドル安（-0.31％）で終了。S&P500も1.42％安まで下落後、1.12％安で終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.38％安まで下落後、2.04％安で終了。主要3指数がそろって4日ぶりに反落した。自動車株はゼネラル・モーターズが3.12％安となったほか、前日まで大幅に5日続伸したテスラも5.58％安と大幅反落した。メガキャップも軒並み安。エヌビディアが5.74％安、アルファベットが3.22％安、メタ・プラットフォームズが2.45％安、アマゾン・ドット・コムが2.23％安となりナスダック総合を押し下げた。

　S&P500の11セクターは生活必需品、公益、エネルギーなど5セクターが上昇し、IT、コミュニケーション、一般消費財、資本財など6セクターが下落した。センチメントは悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の17.15ポイントから18.33ポイントに上昇した。

　引け後のトランプ米大統領のホワイトハウスでの記者会見では、全ての国から米国に輸入される自動車に25％の関税を課すとし、4月2日に発効すると発表した。

(小針)

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