東京マーケットダイジェスト・21日 円上値重い・株まちまち

スポット
ドル円:1ドル=149.55円(前営業日NY終値比△0.77円)
ユーロ円:1ユーロ=161.94円(△0.47円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0828ドル(▲0.0023ドル)
日経平均株価:37677.06円(前営業日比▲74.82円)
東証株価指数(TOPIX):2804.16(△8.20)
債券先物6月物:138.03円(▲0.08円)
新発10年物国債利回り:1.520%(△0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
       <発表値> <前回発表値>
2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比   3.0%     3.2%
2月全国CPI、生鮮食料品・エネルギー除く
前年同月比   2.6%     2.5%
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
     876億円の処分超 3537億円の処分超・改
対内株式
   1兆8062億円の処分超 2196億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。2月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)が市場予想を上回ったことに反応して148.59円まで下落したが、その後は次第に下値を切り上げた。下落して始まった日経平均株価が持ち直したほか、東京仲値にかけた買いも重なり、149円台を回復。後場に入ると日本株の上値は重くなったが、円売りの流れが変化することはなく、14時30分過ぎには149.63円まで値を上げた。

・ユーロ円も下値が堅い。本邦CPI発表後に161.30円まで下げたが、その後はドル円と同様に買い戻しが優勢となり、161.98円まで下値を切り上げた。

・ユーロドルは小安い。米長期金利の上昇などが相場の重しとなり、一時1.0820ドルまで値を下げた。

・日経平均株価は小幅続落。安く始まったものの、外国為替市場で円買いが一服したことなどを手掛かりに買い戻しが入り、一巡後はプラス圏に浮上した。もっとも、後場に入ると米株価指数先物が下落したことに伴い、リスク回避の動きから再び下げに転じるなど上値も重くなった。

・債券先物相場は続落。2月全国CPI(生鮮食料品除く総合)が予想を上回る結果となり、日銀の早期利上げ観測を意識した売りが先行した。一時は137円88銭まで下押す場面もあったが、米通商政策を巡る不透明感なども根強いなか、その後は下げ渋った。

(岩間)


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