日経平均サマリー(11日午前)

市場概況
日経平均は大幅反落 36000円を割り込む場面も

 11日の日経平均は大幅反落。前引けは645円安の36382円。米国株安や円高進行を嫌気して、寄り付きから400円を超える下落。安く始まった後もしばらく下値模索が続いた。大型・中小型問わず売りに押される中、10時近辺では下げ幅を4桁に拡大。節目の36000円を割り込んだ。36000円割れは一時的で、その後は一転して下げ幅を縮小。安値(35987円)からは400円近く値を戻したものの、失速の度合いが大きく600円を超える下落で前場を終えた。TOPIXが前引け時点で2.0%安と、日経平均(1.7%安)よりも下落率が大きくなっている。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆7900億円。業種別では全面安スタートから海運がプラス転換しており、食料品や小売が小幅な下落にとどまった。一方、非鉄金属、銀行、証券・商品先物などが大きく下落している。上方修正を発表したMTG<7806.T>がストップ高。半面、1Qが最終赤字となった学情<2301.T>が急落している。



日経平均
 36382.57 -645.70
先物
 36360 -720
TOPIX
 2646.83 -53.93


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