東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

市場概況
 20日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では150.98円とニューヨーク市場の終値(151.47円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。昨日ニューヨーク引けにかけた地合いの弱さが継続された。ゴトー日(5・10日)の東京仲値も盛り上がらず、12月10日安値150.90円を下抜けると150.84円まで売り込まれた。

 ユーロ円は軟調。10時時点では157.47円とニューヨーク市場の終値(157.88円)と比べて41銭程度のユーロ安水準だった。日経平均が一時380円超安まで下げ幅を拡大し、リスク回避の円買いを強めた。ドル円の下げにもつれて、157.34円までユーロ安円高が進んでいる。

 ユーロドルは10時時点では1.0429ドルとニューヨーク市場の終値(1.0423ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円や豪ドル/ドルのドル安基調に支えられて、1.0430ドルまでじり高となった。

 豪ドル/ドルは1月豪雇用統計を受けて反発。失業率は4.1%と予想に沿った結果だったが、新規雇用者数が4.4万人増と予想の2倍以上を記録。正規雇用者数の拡大や前回分の上方修正も好感され、0.6334ドルを下値に0.6354ドルまで切り返した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.84円 – 151.48円
ユーロドル:1.0420ドル – 1.0430ドル
ユーロ円:157.34円 – 157.89円



(小針)


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