市場概況
3日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。8時時点では154.98円とニューヨーク市場の終値(155.19円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。トランプ米大統領が1日にカナダとメキシコからの輸入品に25%、中国からの輸入品に10%の追加関税を課す大統領令に署名したことを受け、米インフレ再燃リスクを意識したドル買いが先行。週明けの早朝取引では一時155.79円まで上昇する場面も見られた。ただ、クロス円が全面安となった影響からその後は154.67円まで押し戻された。
ユーロ円は売り優勢。8時時点では158.82円とニューヨーク市場の終値(160.78円)と比べて1円96銭程度のユーロ安水準だった。トランプ米大統領がカナダやメキシコ、中国に追加関税を発表したことを受けて、当該国の通貨を中心にクロス円が軒並み安に。ユーロ円は一時158.00円まで下押しした。
なお、カナダドル円が104.92円、メキシコペソ円が7.29円まで大幅下落となったほか、オフショア人民元(CNH)円も21.03円まで値を下げた。
ユーロドルも売り優勢。8時時点では1.0249ドルとニューヨーク市場の終値(1.0362ドル)と比べて0.0113ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ関税の影響で早朝からドル買いが強まり、一時1.0141ドルまで下押し。もっとも、対円などでドル買いが一服したことに伴い、一巡後は1.02ドル台半ばまで下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.79円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0308ドル
ユーロ円:158.00円 - 159.98円
(岩間)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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ユーロ円は売り優勢。8時時点では158.82円とニューヨーク市場の終値(160.78円)と比べて1円96銭程度のユーロ安水準だった。トランプ米大統領がカナダやメキシコ、中国に追加関税を発表したことを受けて、当該国の通貨を中心にクロス円が軒並み安に。ユーロ円は一時158.00円まで下押しした。
なお、カナダドル円が104.92円、メキシコペソ円が7.29円まで大幅下落となったほか、オフショア人民元(CNH)円も21.03円まで値を下げた。
ユーロドルも売り優勢。8時時点では1.0249ドルとニューヨーク市場の終値(1.0362ドル)と比べて0.0113ドル程度のユーロ安水準だった。トランプ関税の影響で早朝からドル買いが強まり、一時1.0141ドルまで下押し。もっとも、対円などでドル買いが一服したことに伴い、一巡後は1.02ドル台半ばまで下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.79円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0308ドル
ユーロ円:158.00円 - 159.98円
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