日経平均サマリー(29日)

市場概況
日経平均は4日ぶり大幅反発 アドバンテストが大幅高

 29日の日経平均は4日ぶり大幅反発。終値は397円高の39414円。米国株高を好感して200円超上昇して始まり、開始直後には上げ幅を400円超に拡大。米エヌビディアの大幅高が強い買い材料になるかと思われた半導体株や電線株に値を消す銘柄が多く、買い一巡後は失速した。しかし、萎んでも3桁高の状態はキープし、後場に入ると改めて上を試しに行った。終盤にかけては再び上げ幅を400円超に広げる場面もあり、高値圏で取引を終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆5100億円。業種別では電気機器、非鉄金属、証券・商品先物などが上昇した一方、鉱業、医薬品、化学などが下落した。決算発表を控えたアドバンテスト<6857.T>が4.4%高。買い気配スタートから一時マイナス圏に沈むなど荒い値動きになったが、引けでは大幅高となった。半面、信越化学工業<4063.T>は12時発表の3Q決算が市場の期待に届かず、後場はマイナス転換から下げ幅を広げた。



日経平均
 39414.78 +397.91
先物
 39590 +520
TOPIX
 2775.59 +18.69

(小針)


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