東京外国為替市場概況・15時 ドル円、軟調

市場概況
 29日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。15時時点では155.01円と12時時点(155.61円)と比べて60銭程度のドル安水準だった。午前に155.79円のまで上昇後は伸び悩むと徐々に売りが優勢となり、15時前に155.00円まで売られた。特段の材料は伝わっていない中、米金融イベントを前に短期フロー主体の動きとなったもよう。

 ユーロ円も軟調。15時時点では161.85円と12時時点(162.36円)と比べて51銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに押される形で161.83円まで上値を切り下げた。なお、日経平均は後場に入っても堅調地合いを維持しているが、反応は薄かった。

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.0441ドルと12時時点(1.0434ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円でドル売りとなった影響を受けて1.0443ドルまで小幅に上昇。もっとも、本日これまでの値幅はわずか17pips程度と小動きの域を出なかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.00円 - 155.79円
ユーロドル:1.0426ドル - 1.0443ドル
ユーロ円:161.83円 - 162.49円


(川畑)


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