NY株式サマリー(16日)=ダウ68ドル安と4日ぶりに反落 アップルが大幅に下落しナスダックが0.8

市場概況
◆ダウ平均: 43513.13 -68.42 -0.16%
◆S&P500: 5937.34 -12.57 -0.21%
◆NASDAQ: 19338.29 -172.94 -0.89%

 16日のNY株式相場は下落。モルガン・スタンレーなどの第4四半期決算が引き続き好調だったことで上昇してスタートしたものの、前日に大幅高となった反動や、アップルやテスラなどのハイテク・ジャイアントの一角が大きく下落したことが重しとなった。米12月消費者物価指数(CPI)の鈍化を好感して前日に703ドル高と11月以来の大幅高となったダウ平均は、73ドル高と小幅に上昇する場面もあったが、68.42ドル安(-0.16%)と小幅ながら4日ぶりに反落して終了。S&P500も0.25%高まで上昇後、0.21%安で終了し、4日ぶりに反落した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.35%高まで上昇後、0.89%安と反落して終了した。S&P500の11セクターは公益、不動産、資本財、素材など8セクターが上昇した一方、IT、コミュニケーション、一般消費財が下落した。メガキャップは、中国でのiPhone販売が大きく減少したアップルが4.04%安となったほか、テスラが3.36%下落し、エヌビディアも約2%下落した。センチメントはやや悪化。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.12ポイントから16.60ポイントに上昇した。

 決算発表銘柄は、投資銀行部門が好調で収入と利益が予想を上回ったモルガン・スタンレーが4.03%高と大幅高となった。バンク・オブ・アメリカも決算が予想を上回ったが、前日に2.88%上昇した株価は0.87%高まで上昇後、0.98%安で終了した。ユナイテッドヘルスは利益が予想を上回ったものの、売上高が予想を下回り、株価は6.04%下落。ダウ平均採用銘柄の中で下落率トップとなり、1銘柄でダウ平均を約202ドル押し下げた。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(16日)=ダウ68ドル安と4日ぶりに反落 アップルが大幅に下落しナスダックが0.8