日経平均サマリー(14日午前)

市場概況
 日経平均は大幅に4日続落 PRTIMESが急騰

 14日の日経平均は大幅に4日続落。前引けは720円安の38469円。強い米12月雇用統計を受けて米国の利下げ期待が大きく後退したことから3桁下落スタート。安く始まった後も売りが続いた。39000円を割り込んだところでいったん下げ渋ったものの、半導体株が軒並み大きく売られており、警戒ムードが次第に高まっていった。買い手不在となる中で売りは急がれ、安いところでは下げ幅を800円超に拡大。38300円台でようやく売りが一巡し、そこからやや戻して前場を終えた。序盤ではプラス圏に浮上する場面があったTOPIXも、前引けでは1%を超える下落となっている。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆2400億円。業種別では鉱業、石油・石炭、保険などが上昇している一方、非鉄金属、電気機器、サービスなどが下落している。3Q累計で増収増益を達成したPR TIMES<3922.T>が急騰。半面、通期の見通しを引き下げた安川電機<6506.T>が大幅に下落している。



日経平均
 38469.58 -720.82
先物
 38450 -800
TOPIX
 2679.75 -34.37

(小針)


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