日経平均サマリー(10日午前)

市場概況
日経平均は3日続落 アドバンテストが大幅上昇

 10日の日経平均は3日続落。前引けは193円安の39411円。米国株が休場で寄り付きは小幅な下落。しかし、決算を発表したファーストリテイリング<9983.T>が派手に下げたことで、下押し圧力が強まった。10時近辺では下げ幅を400円超に拡大。39100円台に入ったところで売りが一巡し、その後は値を戻した。それでもファーストリテイリングの影響が大きく、3桁の下落で前場を終えた。ファーストリテイリングが1銘柄で日経平均を約301円押し下げた。グロース250指数は下げて始まった後は早々に切り返しており、プラス圏に浮上している。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆2700億円。業種別では非鉄金属、金属製品、精密機器などが上昇している一方、海運、銀行、小売などが下落している。半導体株の動きが良く、中でもアドバンテスト<6857.T>が前引け時点で5%を超える上昇。半面、今25.11期の経常減益見通しを提示したキユーピー<2809.T>が大幅に下落している。



日経平均
 39411.76 -193.33
先物
 39360 -200
TOPIX
 2727.57 -8.35


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