東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ幅拡大

市場概況
 31日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。15時時点では156.23円と12時時点(156.38円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。前日から続く円買いの流れが継続し、一目・転換線のある156.26円も支えにはならず23日安値に並ぶ156.14円まで下げ幅を広げた。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0404ドルと12時時点(1.0412ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル売りにも徐々に連れることはなくなり、前日のNY引け値近辺でのもみ合いに戻っている。なお、欧州市場はドイツ、スイスが休場となるだけでなく、英国市場も短縮取引なことで大きな動きを期待するのは難しいか。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では162.57円と12時時点(162.86円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。クロス円は総じて軟調でユーロ円は162.50円まで弱含み。また、豪ドル円は97.05円、ポンド円は195.89円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.14円 - 157.07円
ユーロドル:1.0397ドル - 1.0415ドル
ユーロ円:162.50円 - 163.44円


(松井)


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