日経平均サマリー(27日)

市場概況
日経平均は大幅に3日続伸 後場も買いが続いて713円高

 27日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は713円高の40281円。休場明け26日の米国株は、3指数がまちまちかつ小動き。大きな波乱がなかったことや為替が円安に振れたことなどが安心材料となり、寄り付きから3桁の上昇となった。高く始まった後は上げ幅を広げ続ける展開。実質1月相場入りしたことで、実需買いが入りやすくなったとの見方もあった。10時台に節目の4万円を上回ると、前引けは500円を超える上昇。後場に入ると売りが手控えられる中で買いは急がれ、800円超上昇する場面もあった。40400円手前で買いは一巡して終盤はやや萎んだものの、終値で4万円を大きく上回った。終値での4万円超えは7月19日以来となる。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆3200億円。業種別では電気・ガス、鉄鋼、電気機器などが強い上昇。下落は鉱業とゴム製品の2業種のみで、海運が小幅な上昇にとどまった。ニデック<6594.T>が公開買い付けを仕掛けた牧野フライス製作所<6135.T>がストップ高比例配分。ニデックも大幅高となった。半面、日経新聞電子版で経営統合の比率に関する試算が出されたことを受けて、日産自動車<7201.T>が7%を超える下落となった。



日経平均
 40281.16 +713.10
先物
 40230 +740
TOPIX
 2801.68 +34.90


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