香港株サマリー(24日)

市場概況
続伸、半日立ち合い 20000ポイントを回復

 24日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比1.08%高の20098.29ポイントだった。中国企業指数は1.25%高の7303.92ポイント。メインボードの売買代金は概算で845億9000万HKドル。クリスマスイブのため、午前のみの立ち会い。

 ハンセン指数は続伸して寄り付いた後、ほどなくして心理的節目の20000ポイントを乗せると、上げ幅を拡大した。20100ポイントを上回る水準では伸び悩んだが、終値ベースで今月12日以来、およそ2週間ぶりの高値を更新。米国で23日に発表された12月の消費者信頼感指数と11月の耐久財受注がともに予想を下回る弱い結果となったことを受け、来年の米利下げ期待が再び高まり、買いを支えた。本土市場で上海総合指数が4営業日ぶりに反発したことも安心感につながったもよう。

 ハンセン指数構成銘柄では、海運の東方海外(00316)、スマホ部品・受託製造大手のBYDエレクトロニック(00285)、太陽光発電用ガラスメーカーの信義光能(00968)などが大幅高。大型ネット株のアリババ集団(09988)、アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(01299)が買われ、指数を押し上げた。半面、電力株の華潤電力控股(00836)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)、マカオカジノの銀河娯楽(00027)、オンラインゲーム大手のネットイース(09999)などが下げた。

ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.12%高の4507.65ポイントと3営業日続伸。BYDエレクトロニック、東方甄選(01797)、小米集団(01810)、海爾智家(06690)が上昇率上位。半面、ネットイース、華虹半導体(01347)、同程旅行(00780)が下落率上位だった。


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