日経平均サマリー(23日)

市場概況
日経平均は7日ぶり反発 39000円台を回復

 23日の日経平均は7日ぶり反発。終値は459円高の39161円。注目の米インフレ指標が市場予想を下回ったことで、先週末の米国株は総じて堅調に推移した。これを受けて日本株も買いが優勢となり、上げ幅を一時500円超に広げる場面も見られた。心理的節目の39000円を超えた後も動きはしっかりで、6営業日ぶりに5日移動平均線を上回って終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆5000億円。業種別では電気・ガス業、輸送用機器、サービス業などが上昇。下落は海運業、空運業、鉄鋼の3業種のみだった。米ハイテク株高を手掛かりにアドバンテスト<6857.T>などの半導体株が堅調。防衛関連の一角も買われ、川崎重工業<7012.T>とIHI<7013.T>が大幅高となった。半面、KADOKAWA<9468.T>はソニーグループ<6758.T>との資本業務提携への失望売りが続き、15%を超える下落となった。


日経平均
 39161.34 +459.44
先物
 39190 +480
TOPIX
 2726.74 +24.75

(山下)


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