日経平均サマリー(20日)

市場概況
日経平均は6日続落 3桁の下落で安値引け

 20日の日経平均は6日続落。終値は111円安の38701円。米国株はまちまちかつ、小動きとなったが、ダウ平均が11日ぶりにプラスで終えたことや円安進行に好反応を示して、3桁上昇スタート。ただ、高く始まった後は不安定な動きが続いた。上げ幅を200円超に広げても、節目の39000円を超えると上値が重くなった。前場では値を消してもマイナス圏に沈んだところでは買いが入ったが、後場はマイナス圏で推移する時間が長かった。終盤にかけての動きが弱く、3桁の下落かつ安値引けとなった。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆7100億円。業種別では不動産、石油・石炭、輸送用機器などが上昇した一方、銀行、その他製品、空運などが下落した。大幅な増配を発表した日本リーテック<1938.T>が急騰。半面、KADOKAWA<9468.T>がストップ安比例配分と暴落した。ソニーグループ<6758.T>との資本業務提携を発表したが、11月にはソニーGによる買収観測が報じられて強く買われていただけに、買収による株価引き上げ期待がはく落して売りが殺到した。



日経平均
 38701.90 -111.68
先物
 38710 -370
TOPIX
 2701.99 -11.84


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