東京マーケットダイジェスト・18日 円下値堅い・株安

スポット
ドル円:1ドル=153.35円(前営業日NY終値比▲0.11円)
ユーロ円:1ユーロ=161.06円(△0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0502ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:39081.71円(前営業日比▲282.97円)
東証株価指数(TOPIX):2719.87(▲8.33)
債券先物3月物:142.38円(△0.17円)
新発10年物国債利回り:1.065%(▲0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.38500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
        <発表値>    <前回発表値>
11月貿易統計(通関ベース)
季節調整前  1176億円の赤字 4621億円の赤字・改
季節調整済  3842億円の赤字 2292億円の赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。東京仲値にかけて買いが強まると一時153.79円まで値を上げた。ただ、一段と買い戻しを進める材料にも乏しく、一巡後は日経平均株価の下落も重しとなり、一時153.34円まで売りに押された。市場では「日米金融イベントを前にポジションを一方向に傾けづらい」との指摘があった。

・ユーロ円は伸び悩み。朝方はドル円の上昇につれた買いが入り、一時161.48円まで値を上げた。ただ、ドル円が失速すると次第に頭が重くなっている。

・ユーロドルは小高い。東京市場では持ち高調整の買いが主導する形で一時1.0508ドルまで値を上げた。ただ、総じて動きは鈍く欧州勢の参入待ちの様相が濃い。

・日経平均株価は4日続落。昨日の米国株が下落した影響からソフトバンクなど値がさ株の一角が売られ指数を押し下げた。日米の金融政策発表を控えて持ち高調整の売りも重なり、連日での安値引けとなった。個別では、ホンダとの経営統合が報じられた日産は急伸した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反発。本日から明日にかけて行われている日銀金融政策決定会合にて追加利上げを見送るとの観測を背景に、債券買いが優勢となった。


(越後)


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