東京外国為替市場概況・12時 豪ドル、続落

市場概況
 4日の東京外国為替市場で豪ドルは続落。予想を下回る7-9月期豪国内総生産(GDP)発表以降の売りが続いた。対ドルで0.6421ドル、対円では96.12円、豪ドル/NZドルも1.0988NZドルまで豪ドル安となった。

 ドル円はもみ合い。12時時点では149.77円とニューヨーク市場の終値(149.60円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。150.07円まで上値を試したもののいったん頭打ち。中国人民銀行が市場予想よりも大幅な元高水準に人民元取引の基準値を設定したことによる元買い・ドル売りの影響で、ドル円も149.60円台までドル安・円高方向へ傾斜。しかし一方的に下落が進む流れにならず、再び150円手前へ持ち直す場面もあった。
 人民元(CNH)は対ドルで7.3063元付近から一時7.2868元まで元高・ドル安推移。対円では20.57円近辺までじり高となった。

 ユーロ円ももみ合い。12時時点では157.26円とニューヨーク市場の終値(157.20円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動向をにらんだ円相場の流れに沿った動き。157.58円までじり高となった後、157円前半へ下押した。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0500ドルとニューヨーク市場の終値(1.0509ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ豪ドルが11月18日以来の水準1.6345豪ドルまでユーロ高/豪ドル安となった影響もあり1.0513ドルまで小幅にユーロ高推移。しかし依然として狭い値幅にとどまったまま。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 150.07円
ユーロドル:1.0497ドル - 1.0513ドル
ユーロ円:157.14円 - 157.58円

(関口)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・12時 豪ドル、続落