東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上値重い

市場概況
 21日の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。12時時点では154.95円とニューヨーク市場の終値(155.44円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。155円を挟み上下が続いたが、反発力が弱い時間外の米10年債利回りの動きも重しとなり、11時過ぎに154.88円まで売られた。その後の戻しも155.10円近辺までと限られた。

 ユーロ円は戻り限定。12時時点では163.46円とニューヨーク市場の終値(163.88円)と比べて42銭程度のユーロ安水準だった。軟調な日経平均をながめながら163円半ばで戻りの鈍い展開が続いた。ドル円が下押ししたタイミングで、163.35円まで下落している。昨日安値163.17円が目先の支持水準として意識され、一巡後は下値を切り上げるも163.50円付近で抑えられた。

 ユーロドルはもみ合い続く。12時時点では1.0549ドルとニューヨーク市場の終値(1.0544ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル安推移につれて1.0550ドルまでじり高となるも、動意は高まらなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.88円 - 155.45円
ユーロドル:1.0540ドル - 1.0550ドル
ユーロ円:163.35円 - 163.88円


(小針)


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