東京外国為替市場概況・17時 ドル円、軟調

市場概況
 15日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。17時時点では155.77円と15時時点(156.45円)と比べて68銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が失速して安値引けとなったほか、時間外のダウ先物も軟調推移となっており、リスク回避目的の売りが出た。米10年債利回りも上昇幅を縮小するなか、連日で値を上げてきた反動から週末を控えた持ち高調整目的の売りも進み、一時155.69円まで本日安値を更新した。

 ユーロ円も軟調。17時時点では164.43円と15時時点(164.90円)と比べて47銭程度のユーロ安水準だった。日本・中国株などの失速やドル円の下げにつれて円買い・ユーロ売りが進み、17時過ぎに164.32円まで値を下げた。

 ユーロドルは強含み。17時時点では1.0556ドルと15時時点(1.0540ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りの上昇幅縮小に伴って対円や欧州通貨などでドル売りが強まり、一時1.0564ドルまで本日高値を更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.69円 - 156.75円
ユーロドル:1.0524ドル - 1.0564ドル
ユーロ円:164.32円 - 165.04円

(岩間)


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