東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

市場概況
 14日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では155.72円とニューヨーク市場の終値(155.46円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。8時過ぎには155.35円まで下押したが、連日同様に東京勢が本格参入する9時を過ぎるとドル買いの勢いが強まり昨日高値を上回った。時間外の米10年債利回りが4.47%台まで上昇したことや、東京仲値の値決めにかけてもドル買いが優勢になったことで7月24日以来となる155.78円まで強含んだ。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0564ドルとニューヨーク市場の終値(1.0564ドル)とほぼ同水準だった。昨日更新した年初来安値1.0556ドルが視野に入る水準での取引が続いているが、更新するほどの勢いはなく前日のNY引け値近辺で小動き。
 なお、豪雇用統計はおおむね市場予想に沿ったものだったこともあり、市場の反応は限定的だった。

 ユーロ円は上昇。10時時点では164.51円とニューヨーク市場の終値(164.24円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に総じて連れる展開になり164.59円まで上昇。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.35円 - 155.78円
ユーロドル:1.0559ドル - 1.0569ドル
ユーロ円:164.09円 - 164.59円


(松井)


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