東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

市場概況
 13日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では155.11円と15時時点(154.91円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりとしたドル買いが継続され、15時過ぎには7月以来の155円台乗せに成功。そのまま、155.15円まで上げ幅を拡大した。7月30日高値155.22円を前に上昇は一服するも、下押し幅は154.90円台に留めて再び155円前半でじり高となった。

 ユーロドルは弱含み。17時時点では1.0602ドルと15時時点(1.0613ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢が参入するにつれてユーロ売りドル買いが持ち込まれた。1.0602ドルまで下値を広げ、昨日つけた約1年ぶりの安値1.0595ドルをうかがう展開。

 ユーロ円は上げ幅縮小。17時時点では164.46円と15時時点(164.40円)と比べて6銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が155円台で強含んだタイミングでは、つれて164.64円まで日通し高値を更新した。もっともその後にドル円の上昇が一服すると、じり安のユーロドルに引きずられて164.30円台まで上値を切り下げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.51円 - 155.15円
ユーロドル:1.0602ドル - 1.0629ドル
ユーロ円:164.06円 - 164.64円


(小針)


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