東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 12日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では153.76円とニューヨーク市場の終値(153.72円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。昨日のドル買いの反動もあり9時前には153.47円まで下押しした。しかし、休場明けの時間外の米債市場は、先週末引け値より利回りが上昇したことや、東京仲値の値決めにかけてのドル買い需要もあり下げ渋った。10時前には153.81円まで買い戻しが入った。
 
 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0658ドルとニューヨーク市場の終値(1.0655ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。先週末から値幅を伴って続落しているユーロドルだが、アジア時間では下攻めをすることもできず前日NY引け値水準近辺でもみ合い。

 ユーロ円は小高い。10時時点では163.88円とニューヨーク市場の終値(163.77円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の動きに連れて163.63円まで弱含んだが、昨日NY時間の安値163.58円には届かず、ドル円の買い戻しと歩調を合わせて163.94円まで買われ小高く推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.47円 - 153.81円
ユーロドル:1.0651ドル - 1.0663ドル
ユーロ円:163.63円 - 163.94円


(松井)


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