東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、弱含み

市場概況
 8日の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。12時時点では165.08円とニューヨーク市場の終値(165.25円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。日経平均の上げ幅縮小を眺めてユーロ安・円高に振れた。本日は売り戻し優勢な豪ドル円の動きにも引きずられ、昨日安値に並ぶ165.01円まで下落した。
 昨日は7月以来の102円台乗せに成功した豪ドル円だが、本日は大台を維持できずに101.89円まで水準を落とした。

 ドル円は上昇幅を縮めた。12時時点では153.13円とニューヨーク市場の終値(152.94円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。昨日低下した米10年債利回りが時間外で持ち直すと、10時30分頃に153.37円まで買われた。もっとも、昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の戻り高値153.47円には届かず。同水準が抵抗として意識され、米長期金利が再び伸び悩んだことも重しとなって一時152.97円付近まで下押しした。

 ユーロドルは戻りが鈍い。12時時点では1.0781ドルとニューヨーク市場の終値(1.0805ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。1.08ドルの下で反発力弱く、1.0779ドルまで売られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.87円 - 153.37円
ユーロドル:1.0779ドル - 1.0807ドル
ユーロ円:165.01円 - 165.43円


(小針)


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