東京マーケットダイジェスト・6日 ドル急騰・株大幅高

スポット
(6日15時時点)
ドル円:1ドル=153.74円(前営業日NY終値比△2.12円)
ユーロ円:1ユーロ=165.42円(▲0.31円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0759ドル(▲0.0171ドル)
日経平均株価:39480.67円(前営業日比△1005.77円)
東証株価指数(TOPIX):2715.92(△51.66)
債券先物12月物:143.78円(▲0.49円)
新発10年物国債利回り:0.980%(△0.050%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.25600%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は急伸。米大統領選の結果を待つなか、151.91円まで上昇した後151.30円まで失速するなど序盤は神経質な動きとなった。ただ、トランプ氏優位との報道が伝わると、米長期金利の急上昇とともに一気に買いが優勢に。激戦州のひとつとされるノースカロライナ州でトランプ氏勝利との一部報道が伝わると一時154.33円まで買い上がられた。一巡後は利食い売りなどから153.10円台まで伸び悩んだが下値は限定的。こちらも激戦州とされるジョージア州やペンシルベニア州でトランプ氏勝利と報じられると154.38円まで再び値を上げた。

・ユーロドルは大幅下落。トランプ大統領誕生が現実味を帯びたことでドルが急騰。ユーロドルは一時1.0703ドルと6月28日以来の安値を付けた。また、ポンドドルは1.2850ドル、豪ドル米ドルは0.6513米ドル、NZドル米ドルは0.5912米ドルまでそれぞれ大きく値を下げた。

・ユーロ円は上値が重い。ドル円の上昇が支えとなり一時165.99円まで値を上げる場面があったが、次第にユーロドルが大きく下落した影響を受けて165.03円まで失速している。

・日経平均株価は大幅続伸。昨日の米ハイテク株の上昇を受けて東京市場でも半導体関連株が軒並み上昇した。米大統領選でのトランプ氏優勢を受けてドル円が急騰すると輸出関連銘柄にも買いが膨らみ、指数は1100円超高まで上げ幅を広げた。

・債券先物相場は反落。米大統領選でのトランプ氏優勢との報道を受けて時間外の米長期金利が上昇(債券売り)したことで日本国債もつれ安となった。


(越後)


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