日経平均サマリー(31日)

市場概況
日経平均は4日ぶり反落 東京鉄鋼がストップ高

 31日の日経平均は4日ぶり反落。終値は196円安の39081円。米国株安を受けて下落スタート。序盤では下を試しに行ったが、節目の39000円を割り込んだところでいったん持ち直した。日銀は金融政策の現状維持を決定したが、昼休みにこの発表が出てきた後、ドル円がやや円高に傾斜した。この動きを嫌気して後場は改めての売りに押され、一時下げ幅を400円超に拡大。38800円台に突入した。ただ、14時辺りからは値を戻す流れとなり、終値では39000円を上回った。グロース250指数は上昇しており、後場にかけては一段と水準を切り上げ高値圏で終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆9700億円。業種別では金属製品、海運、陸運などが上昇した一方、電気機器、パルプ・紙、卸売などが下落した。上方修正、増配、自己株取得を発表した東京鉄鋼<5445.T>が、後場に買いを集めてストップ高。半面、通期の利益見通しを引き下げた豊田自動織機<6201.T>が後場に入って急落した。

日経平均
 39081.25 -196.14
先物
 39060 -430
TOPIX
 2695.51 -8.21


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